王毅國務委員兼外交部長(外相)はスリランカ?コロンボで現地時間9日、スリランカのゴタバヤ?ラージャパクサ大統領、マヒンダ?ラージャパクサ首相と共に、両國の國交樹立65周年ならびに「米?ゴム協定」調印70周年祝賀行事のスタート式典に出席した。新華社が伝えた。
王部長は「1957年の國交樹立以來、雙方は常に尊重し合い、支持し合ってきた。中國にとってスリランカは、南アジアにおける『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設の重要な方向だ。港灣都市の第1期工事は順調に竣工し、新たなプロジェクトの建設もまもなく開始される。コロンボ港の共同経営は優れた成果を次々に挙げ、スリランカに重要な利益をもたらしている。ハンバントタ港の処理能力は最高記録を更新し続け、産業パークが盛んに発展している。スリランカ側は常に『一つの中國』政策を厳守し、國際?地域問題における中國側の正當な立場を支持している。中國側はスリランカの國家主権?獨立?領土的一體性の維持を斷固として支持し、スリランカ側が自國の國情に合った発展の道を歩むことを支持している。誠意ある助け合い、世々代々の友好という両國の戦略的パートナシップは絶えず深まっている」と指摘。
「現在、世界における新型コロナウイルスの感染が好転と悪化を繰り返しながら蔓延し、経済回復は曲折と困難を抱えており、我々は過去のどの時期にも増して緊密に手を攜えて協力することを必要としている。雙方は國交樹立65周年ならびに『米?ゴム協定』調印70周年を契機に、『獨立自強、団結互助』の『米?ゴム協定』精神を発揚し、共に試練を迎え撃ち、チャンスを共有し、発展を図り、両國の戦略的パートナーシップをしっかりと強化?拡大し、両國及び両國民により良く幸福をもたらす必要がある」と強調した。
また王部長は、「我々は政治的相互信頼を一層深める必要がある。また、互いの核心的利益、重大な懸念、民族の尊厳を斷固として支持する必要がある。さらに、パンデミックとの闘いにおいて一層連攜する必要がある。中國側は引き続きスリランカ側の必要に基づき新型コロナ対策物資を提供し、スリランカ側とワクチンや特効薬で協力を実施していく。我々は発展戦略の連攜をさらに進める必要がある。『一帯一路』の質の高い共同建設を揺るぎなく推進し、スリランカの『繁栄と輝きのビジョン』実現に助力する。我々は多國間主義を一層発揚する必要がある。開放?包摂、互恵?ウィンウィンを堅持し、封鎖と保守、ゼロサムゲームに反対し、人類運命共同體を共同構築する必要がある」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月10日