河南省安陽(yáng)市西高穴村で後漢末期の武將?曹操の墓が見(jiàn)つかったと発表されてから、今月27日で丸12年となった。そんな中、安陽(yáng)市は、曹操高陵博物館を來(lái)年5月1日に一般公開(kāi)することを発表した。著名な考古學(xué)者で、中國(guó)社會(huì)科學(xué)院考古研究所の元所長(zhǎng)である劉慶柱氏が名譽(yù)館長(zhǎng)に就任する。また、執(zhí)行館長(zhǎng)の職は全國(guó)から募集されている。大河報(bào)が報(bào)じた。

高陵博物館の完成予想図

2009年の発表以來(lái)、安陽(yáng)市の曹操高陵は各界で注目されている。メディアの報(bào)道によると、曹操高陵は「三國(guó)文化遺跡公園」の一部として公開(kāi)され、三國(guó)時(shí)代の文化や漢（紀(jì)元前202-220年）?魏（220年 - 265年）の時(shí)代の歴史を研究する重要なプラットフォームとなる。來(lái)年公開(kāi)される曹操高陵博物館は、同遺跡文化公園の第一段階で、Aエリアに位置し、主に曹操の生涯の紹介や文化財(cái)の展示が行われる予定だ。博物館の主體建築は2019年に完成しており、文化財(cái)の陳列作業(yè)が進(jìn)んでいる。

陳列が行われている曹操高陵博物館

曹操高陵は、何度も盜掘の被害に遭っているものの、多くの文化財(cái)が出土しており、復(fù)元された文化財(cái)は約250點(diǎn)ある。中でも、被葬者の身分の確定に役立った「魏武王」と刻まれた石碑は最も重要な文化財(cái)だ。

曹操高陵で出土した「魏武王」と刻まれた石碑

安陽(yáng)県西高穴村の「曹魏高陵」発掘の責(zé)任者?潘偉斌氏によると、「一部の博物館では一般的な文化財(cái)展示がほとんど。一方、當(dāng)館の文化財(cái)展は、360度パノラマの展示で、背景の説明や使用方法、機(jī)能の説明などを行うほか、當(dāng)時(shí)の葬制などをめぐる疑問(wèn)にも答える。そのような內(nèi)容は他の博物館ではあまり見(jiàn)られず、バラエティに富んだものになっている。さらに、一般の人でも分かりやすい言葉が使われているため、見(jiàn)學(xué)者も理解しやすくなっている」という。（編集KN）

瑪瑙餅（後漢‐三國(guó)<魏>、河南省文物考古研究所蔵、2008‐2009年河南安陽(yáng)曹操高陵で出土）

曹操高陵で出土した銘文が刻まれた石枕

安陽(yáng)県西高穴村の高陵の前室

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年12月28日