國家発展改革委員會と商務部（省）は27日、「外商投資參入特別管理措置（ネガティブリスト）（2021年版）」と「自由貿易試験區(qū)外商投資參入特別管理措置（ネガティブリスト）（2021年版）」を発表した。現行のリストがさらに縮小され、全國版は31項目が削除されて縮小率は6.1％で、自由貿易試験區(qū)版は27項目が削除されて縮小率は10％だった。

同委の関係責任者は、「ここ數年、中國は高い水準の対外開放を踏み込んで推進し、外資系企業(yè)の參入要件を絶えず緩和してきた。2017年から2020年まで、4年連続で全國と自由貿易試験區(qū)のネガティブリストを修正し、外資參入特別管理措置はそれぞれ93項目、122項目から33項目、30項目に削減され、金融や自動車などの分野で多くの重要な開放措置が打ち出され、外資系企業(yè)の投資により広大な発展の可能性が提供された」と説明した。

今回のネガティブリストを20年版と比べると、主に4つの変化が見られる。▽製造業(yè)の開放がさらに深化▽自由貿易試験區(qū)のサービス業(yè)參入要件緩和を模索▽外資參入ネガティブリストの精度の向上▽外資參入ネガティブリストによる管理の最適化——の4點だ。たとえば自動車製造業(yè)では、乗用車のメーカーにおける外資の株式保有率の制限を撤廃し、1社の外資系企業(yè)が中國國內で同類の完成車製品を製造する合弁企業(yè)は2社までとしていた制限も撤廃した。放送?テレビ設備製造の分野では、外資系企業(yè)による衛(wèi)星放送の地上の受信設備及び鍵となる部品の製造に関する制限を撤廃し、國內資本と海外資本の一致の原則に基づいて管理することとした。今回の改定により、自由貿易試験區(qū)のネガティブリストの製造業(yè)に関する項目の「リセット」が実現した。外資參入ネガティブリストと市場參入ネガティブリストを著実に連動させるため、ネガティブリストの説明部分に「中國內外の投資家には『市場參入ネガティブリスト』の関連規(guī)定が統(tǒng)一的に適用される」との一文が加えられた。

21年版外資參入ネガティブリストは2022年1月1日から施行される。現行の規(guī)定のうち調整が必要なものについては、関連當局がプロセスに従って2年以內に調整作業(yè)を完了する。ネガティブリストに取り上げられていない分野については、中國內外が一致する原則に基づいて管理し、外資系企業(yè)に內國民待遇を提供する。（編集KS）

「人民網日本語版」2021年12月28日