中國の孔鉉佑駐日大使は26日、第15回中日省エネルギー?環境総合フォーラムに出席し、スピーチを行った。今回のフォーラムは中國の國家発展改革委員會、商務部(商務省)、在日本大使館、日本の経済産業省、日中経済協會が共同開催し、オンラインとオフラインを組み合わせた形で北京と東京で行われた。在日本中國大使館ウェブサイトが伝えた。
孔大使はスピーチで、「中日省エネルギー?環境総合フォーラムは、地球規模の気候変動などの問題に共同で取り組むという雙方の良き意志を十分に反映しており、両國の経済?技術交流の推進、実務協力の促進にプラスの影響を果たしてきた。現在世界は気候変動への対応を差し迫って必要としており、カーボンニュートラルや環境にやさしいグリーンな発展の実現が、すでに世界の趨勢となっている。世界のエネルギー消費はよりクリーンなエネルギーへとシフトしつつあり、エネルギーの供給?変換?使用のいずれもが深い変革を経験し、リスクや試練に直面することになるだろう。中日両國は省エネ?環境保護分野で良好かつ深い協力基盤を有しており、省エネ?環境総合フォーラムという場を活用して、互恵?ウィンウィンの原則に基づきグリーン発展協力を積極的に行い、共同で試練に対処していくべきだ」と指摘。
「中國のグリーン?低炭素発展は経済と社會の深い変革であり、膨大な規模の投資につながり、巨大な市場機會と協力空間を創造することが見込まれる。中國側は日本側と共に、グリーン、低炭素、省エネ、環境保護の分野における國際協力に積極的に參加することを望んでいる。中日両國が初心に立ち返り、心を合わせて協力し、一層の揺るぎなさと力強さをもって新時代における中日関係の新たな展望を切り開き、より良く両國民に幸福をもたらし、地域と世界に恩恵を及ぼすことを願っている」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年12月27日