中國(guó)の科學(xué)研究者が2種類の植物の新種を発見し、そして「泡萼ホウセンカ(Impatiens bullatisepala)」と「隆回ハラン(Aspidistra longhuiensis)」と命名した。これら新種の描寫と命名に関する文章がこのほど、國(guó)際的な學(xué)術(shù)誌「植物分類群」に掲載された。新華社が伝えた。
中國(guó)科學(xué)院武漢植物園はこのほど湖南師範(fàn)大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院と協(xié)力し、貴州省の梵浄山で見つかった新種を「泡萼ホウセンカ」と命名した。また湖南中醫(yī)薬大學(xué)薬學(xué)院と協(xié)力し、湖南省隆回県で見つかった新種を「隆回ハラン」と命名した。
「泡萼ホウセンカ」はツリフネソウ屬に分類されている。ツリフネソウ屬は種類が非常に豊富で、色も形態(tài)も極めて高い多様性を持ち、観賞価値が極めて高い。ツリフネソウ屬の分布の中心地の一つである中國(guó)では、現(xiàn)在まですでに約280種のツリフネソウ屬が記録されており、うち約4分の3の種類は中國(guó)固有のもので、主に西南地域に分布している。
中國(guó)科學(xué)院武漢植物園の胡光萬(wàn)研究員は、中國(guó)科學(xué)院昆明植物研究所で博士課程に在學(xué)中の2006年に、貴州省の梵浄山で野外調(diào)査を行った際に「泡萼ホウセンカ」を発見した。當(dāng)時(shí)は十分な研究材料が集まっていなかったため、この種を正確に鑑定できなかった。胡氏のチームは2018年9月に、湖南師範(fàn)大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院と協(xié)力し、同一地點(diǎn)で十分な研究材料を集めた。
また、湖南省隆回県の野外植物學(xué)調(diào)査において、研究者は獨(dú)特なハラン屬の植物を発見した。花の構(gòu)造は既知のハラン屬植物といずれも異なっていた。解剖と鑑定、標(biāo)本と関係文獻(xiàn)の調(diào)査により、研究者はこの植物を新種と推定するとともに、その様式、原産地に基づき、「隆回ハラン」と命名した。現(xiàn)在、湖南省西南部でしか見つかっていない。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年7月6日