米國メディアの現地時間6月15日付けの報道によると、米國の最新の研究で、2019年12月には、新型コロナウイルスの感染が米國で始まっていたことが判明した。中央テレビニュースが報じた。

米國國立衛生研究所(NIH)の研究で、研究者は2020年始めに米國各地で採取された2萬4000件の血液サンプルを検査したところ、9人のサンプルから新型コロナの抗體が検出された。抗體が検出されたサンプルのうち、イリノイ州のサンプルは1月7日、マサチューセッツ州のサンプルは1月8日、ウィスコンシン州のサンプルは2月3日に、ペンシルベニア州のサンプルは2月15日に、ミシシッピ州のサンプルは3月6日に採取されていた。

感染から約2週間経過しないと抗體は生じないため、NIHは米國で本格的な感染爆発が始まったのは2020年以前のことで、2019年12月には新型コロナウイルスの感染が始まっていたと分析している。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年6月16日