北京市16區及び経済開発區でこのほど、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終えた18歳以上の住民の割合が80%を超えた。うち、東城區や石景山區、房山區、通州區、順義區、昌平區、大興區など7區ではその割合が90%を超えている。
5月30日午前10時の時點で、北京市全域でワクチン接種を受けた人の數は1688萬3000人に達した。18歳以上の市民の1回目の接種率は86.7%で、うち1412 萬5000人がすでに2回の接種を終えている。市全域の接種回數は累計で3095萬回で、うち朝陽區と海淀區が500萬回を超えている。60歳以上の市民で接種を受けた人の數は234萬人で、うち90歳以上が4141人、最高齢者は106歳となっている。現時點で、順義區、密雲區、平谷區の60歳以上の高齢者の接種率が80%に達している。その他、外國人2萬8161人、香港地區?澳門(マカオ)地區?臺灣地區出身者の7765人も接種を受けた。
新型コロナウイルスの世界的大流行が依然として続いており、中國國外では感染拡大が深刻化している。また、中國國內の一部の省?市でも集団感染が確認されているため、中國は今後も長期にわたって、「水際対策、國內のリバウンド防止、ヒトとモノからの感染防止」を同時に進める非常に難しい舵取りを強いられると予想されている。そのため、ワクチン接種を加速させ、接種すべき人には徹底して接種し、集団免疫を獲得することが、最も効果的な感染対策となる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年5月31日