中國(guó)証券監(jiān)督管理委員會(huì)（CSRC、証監(jiān)會(huì)）が29日に明らかにしたところによると、同會(huì)の方星海副主席はこのほど、第2回中日資本市場(chǎng)フォーラムに出席してスピーチを行い、今後の中日資本市場(chǎng)の多層的な協(xié)力のさらなる推進(jìn)をめぐり、次の3つの提言を行った。中國(guó)新聞社が伝えた。

（1）中日の証券取引所の協(xié)力を引き続き深化し、上場(chǎng)投資信託（ETF）コネクティビティの持続的な拡大発展を推進(jìn)する。方氏は、「上海証券取引所と日本取引所グループ（JPX）が中日ETF相互上場(chǎng)合意を更新し、深セン証券取引所とJPXがETF相互上場(chǎng)合意の覚書(shū)に調(diào)印したことを知り、非常にうれしく思う。この取り組みはさらに普及し拡大していける」と述べた。

（2）中日両國(guó)の証券先物取引ファンドの業(yè)界団體と経営機(jī)関が交流と相互産業(yè)、実務(wù)協(xié)力を強(qiáng)化し、中日資本市場(chǎng)の健全で安定した発展を促進(jìn)するために共同で積極的に寄與することを歓迎する。方氏は、「中國(guó)資本市場(chǎng)の対外開(kāi)放の扉はさらに大きく開(kāi)くだろうし、中國(guó)の急速に成長(zhǎng)する市場(chǎng)は日本の投資家に理想的な投資先を提供した。日本の投資家と金融機(jī)関がチャンスをつかまえ、中國(guó)で投資を行い事業(yè)を展開(kāi)することを歓迎する。資本市場(chǎng)による産業(yè)構(gòu)造の高度化と経済の質(zhì)の高い発展のバックアップ、高齢化の課題への対処、年金の第3の柱の構(gòu)築へのサービス提供、金融業(yè)のサービスの質(zhì)?効率などの向上において、日本の金融産業(yè)には私たちの參考になるたくさんの成熟した経験がある」との見(jiàn)方を示した。

（3）中日資本市場(chǎng)の國(guó)境を越えた監(jiān)督管理と法執(zhí)行での協(xié)力をさらに強(qiáng)化する。方氏は、「資本市場(chǎng)の開(kāi)放レベルの向上にともない、國(guó)境を越えた監(jiān)督管理と法執(zhí)行の重要性がますます顕在化している。中日証券監(jiān)督管理部門(mén)がこれまでに構(gòu)築した協(xié)力の良好な基礎(chǔ)の上に、私たちは日本と引き続き二國(guó)間の枠組の下で、また証券監(jiān)督者國(guó)際機(jī)構(gòu)（IOSCO）など多國(guó)間の枠組の下で、交流とコミュニケーションを増進(jìn)し、國(guó)境を越えた監(jiān)督管理と法執(zhí)行を強(qiáng)化し、國(guó)境を越えた違法行為?犯罪行為を共同で取り締まり、投資家の合法的な権利を著実に保護(hù)していきたい」と述べた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年1月30日