賑わう夜のオールドタウン(撮影:鄧潔)。
オールドタウンをそぞろ歩き、地元のグルメを味わい、伝統劇「甌劇」を鑑賞する……11月19日夜、中國を訪問しオンラインで紹介するイベント「Daka China」に參加した國內外の「ネットの達人」らが、浙江省溫州市の歴史文化街區である五馬街を訪れ、この歴史ある街の「新たなトレンド」の魅力を堪能した。人民網が報じた。
五馬街を訪れた國內外の「ネットの達人」たち(撮影:鄧潔)。
五馬街は、溫州市の舊市街エリアの中でも最も古く、最も有名な繁華街で、1680年以上の歴史を誇る。溫州市は2018年、五馬街に近い複數の歴史ある通りをリノベーションし、溫州の歴史?文化?商業を集約?一體化して「五馬歴史文化街區」とした。観光客は、古い城壁や中山橋、東山書院など歴史文化の遺構を見學できるだけではなく、地方色豊かなグルメを味わい、無形文化遺産の魅力を実感できる。
ライブ配信中の南アフリカ出身Michaelさんと甌劇の大家?蔡暁秋氏(寫真中央、撮影:鄧潔)。
オールドタウンには2部屋のガラス張りの部屋があり、その入口の前は観光客でごった返していた。ここは今年完成したネットのライブ配信室だ。この日の夜、ライブ配信室にいた外國人パーソナリティは、南アフリカ共和國出身のMichaelさん(女性)。彼女は、中國伝統劇に魅了されているという。Michaelさんと溫州市甌劇蕓術研究院の院長を務める甌劇の大家?蔡暁秋氏(女性)は、ライブ配信で國內外の視聴者に対して溫州の伝統劇「甌劇」を紹介した。「6年前に中國にやって來たが、一番のお気に入りは甌劇です」とMichaelさんは話した。
屋外で行われたチャイナドレスショー(撮影:鄧潔)。
ライブ配信室では、週2回、海外向けライブ番組が放送されている。招待された「外國人パーソナリティ」が現地の無形文化遺産継承者、民俗専門家、企業家と交流し、ネットのライブ配信によって海外の視聴者に地方の民俗文化や電子商取引経済、溫州の革新製品を紹介している。ライブ配信が行われるたびに、多くの観光客やネットユーザーが視聴するという。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年11月20日