中國の人気ビデオブロガー?李子柒(リー?ズーチー)さんのYoutubeのフォロワーが4月29日、1000萬人を突破し、同動畫共有サイトのフォロワーが1000萬人の大臺を超えた中國語で情報を発信する初のユーチューバーとなった。
李さんは2017年8月から、海外の業者に委託して動畫のアップを始め、現時點で107本の動畫がアップされている。YouTubeのフォロワーは既に1000萬人を超え、世界のフォロワーは累計で1億人以上となっている。YouTubeでの動畫再生回數は合わせて13億3000萬回で、再生回數が最も多いのは2019年の春節(舊正月)にアップした舊正月に食べるおやつ特集で、5200萬回以上に達している。
海外のプラットホームに寄せられているコメントを見ると、各國のフォロワーが李さんの動畫を見て、中國に対する好感度をアップさせていることが分かる。
「彼女は本當に素晴らしい。中國文化は偉大だ」。
「このミステリアスな女性に対する愛しい思いは言葉では表すことができない。アジアの文化は幅広く、奧深い」。
「新型コロナウイルス感染が流行している今、君は數百萬人の人々をリラックスさせてくれている。インドのファンより」。
中國の多くのネットユーザーも、「文化の逆輸出により、中國の伝統文化を世界の人々が見るようになっている」との聲を寄せている。
中央テレビ(CCTV)の人気キャスター?白巖松さんは以前、「新聞週刊」において、李さんが爆発的人気となっていることについて、「一人の女性が田園生活や田舎を舞臺に、いろんなグルメを作るなど、多くの人にとって理想の生活を送っている。彼女は中國のネットユーザーに注目されるだけでなく、世界にも進出した。彼女には何のスローガンもないものの、とてもインパクトある味わいがあり、ネットユーザーの間でどんどん好評を博している。參考にする価値がある」と評価した。
そして、「『演技をしているか、田園生活の良い部分をチョイスしているだけで、本當の狀況ではない』と言う人もいるが、映畫のほとんどは『本當の狀況』ではないのに多くの人の心に響き、本當の意味で好まれる。彼女のような民間から世界に進出するネット有名人が登場し、その數が1人から數十人、そして數百人、千人と増えていけば、中國のストーリーが本當の意味で発信されていくことになるだろう」と述べ、李さんにエールを送った。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年4月30日