感染癥との戦いをめぐる中日の前向きな連動が、ここしばらくの間両國で大きな話題となっている。日本國內の感染拡大に伴い、中國の政府と社會各界は積極的に日本に感染対策物資を寄贈している。在日本中國大使館が29日、日本への支援に関する狀況を説明した。
新型コロナウイルス感染癥の発生以來、中日両國は苦難を共にし、互いに見守り助け合い、一連の協力を繰り広げてきた。感染発生の初期に、日本の政府と社會各界は積極的に行動を起こし、中國側を支援した。中國國民はこれを心に深く刻んでいる。日本國內で感染が拡大すると、中國の政府、民間は最大の善意に基づき、自らが依然困難な狀況に直面する中、日本側にマスク、防護服、PCR検査キットなどの物資を寄贈し、少しも惜しむことなく感染防止?抑制と治療の経験を共有し、日本の感染癥との戦いを力強く支援した。
概算統計では、4月28日までに中國側は日本側にマスク1307萬1745枚、防護服19萬5350著、防護手袋18萬5000セット、消毒液2萬5750本、手術服1萬著、防護用靴カバー5萬セット、使い捨て醫療用キャップ5萬枚、防護マスク2萬枚、防護ゴーグル2萬個、検査機器10臺、PCR検査キット1萬2500個を寄贈した。この中には感動的な事例も少なくない。例えば2月に大阪府は上海市と江蘇省に防護用品1萬點を寄贈し、愛知県豊川市は江蘇省無錫市にマスク4500枚を寄贈した。大阪府と豊川市の感染狀況が急を告げると、中國の地方政府は直ちに行動を起こし、大阪府にマスク7萬枚、豊川市にマスク5萬枚を寄贈して、日本側の焦眉の急を緩和した。
中日は友好的隣國であり、同舟相救う運命共同體だ。中國側は引き続き日本側の必要に応じてできる限りの支援を行い、日本側との情報共有と感染防止?抑制協力を強化し、感染癥の早期収束を共に後押しし、両國民の生命と健康の安全をより良く守ることを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月30日