資料寫真、ヘリコプターからおろした移植用の臓器を搬送する2人の醫療従事者(撮影?駱雲飛)。
國家衛生健康委員會は上海で26日に記者會見を開き、「2018年、中國の臓器提供?移植件數はいずれも世界第2位だった。3年前に臓器輸送を迅速に行う『臓器輸送グリーン通路』が設けられてから、輸送所要時間は平均1時間から1時間半短縮された」と発表した。人民日報が報じた。
同委員會醫政醫管局のオンブズマンを務める郭燕紅氏は、「2015年から2018年までの中國の臓器提供件數は、2766件、4080件、5146件、6302件にそれぞれ達した。2018年、臓器提供件數は世界第2位となった。臓器移植件數は2萬件を突破、手術件數も世界第2位となった」と説明した。
中國の臓器移植後の患者生存率は世界トップレベルにある。生體肝移植手術後の生存率は、1年92.5%、3年89.8%にそれぞれ達した。心臓?腎臓移植手術後の生存率も世界上位に位置している。2018年、中國の心臓移植手術後の生存率は、1年90.8%と、國際心肺移植學會(85.4%)を上回った。腎臓移植後の生存率は、1年96.7%、3年95.6%と、國際トップ水準となっている。
臓器移植のために使う臓器の航空輸送を取り扱う航空會社は、2017年は13社にとどまったが、2018年には16社に増え、2019年1月から9月は22社の航空會社が臓器の輸送に攜わった。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年11月28日