親戚や友人の結婚式や長壽を祝う會などには參加せず、他人に自ら自分の職業を明かそうとはせず、名刺交換も握手もしないといったような特別なルールを多くの納棺師は守っている。新華毎日電訊が報じた。
安置所で遺體の容貌を整える王旭さん(撮影?屈彥)。
納棺師たちは冷靜かつおだやかな心で、遺族が故人と対面できるようにすでに冷たくなってしまった遺體の容貌を整えていく。先ごろ、「安徽省のある高等教育機関が『葬儀學科』を開設」というニュースが掲載されると、この特殊な職業である納棺師に再び注目が集まった。
人材不足で入學2ヶ月後には「內定済み」に
「この職業を選ぶと、舊正月の時に親戚の家に入れてもらえなくなるかもしれない」。
解儒さん(19)は毎週火曜日午前10時になると學校の體育館の3階にある教室に來て、他の37人の學生と一緒に1時間半の姿勢の練習の授業を受ける。
安徽都市管理職業學院は今年9月、同省で初めて現代葬儀技術?管理學科を開設した。中國で同學科がある高等教育機関はこれで5校になった。今年の新入生は38人で、解さんもその一人だ。
毎週2回ある姿勢の授業を擔當する教師?朱玲さんによると、この授業では、遺族に厳かな印象を持ってもらえるようにするための、立っている時と座っている時の姿勢の練習をする。
同校の健康養老學院の張玲副院長によると、姿勢の授業以外に、學生らは「古代の祭文の鑑賞?分析」や「死者を悼む対句の書き方」、「生命文化」などの基礎文化の授業も受ける。2年生になると、火葬技術や遺體の容貌を整える技術を學ぶ授業も受け、その後、葬儀場や墓地などで実習に勵むことになる。
張副院長は、「今年初めて學生を募集した。學生が集まらないのではないかと心配していたが、最終的に男子22人、女子16人、合わせて38人が入學し、30人程度という予想を上回った。この分野は人材が極めて不足しているため、入學から2ヶ月ほどですでに內定済みとなっている」と話す。