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アリババの馬雲會長が退任 勤務最終日はスター並みの追っかけ

人民網日本語版 2019年09月11日16:24

「教師の日」だった10日、中國のEC最大手?阿里巴巴(アリババ)は浙江省杭州市で20周年記念イベントを開催し、同イベントをもって、馬雲(ジャック?マー)會長(55)が正式に會長職を退いた。人民網が各社の報道をまとめて伝えた。

馬氏はスピーチで、「私が止まることはない。阿里巴巴はたくさんある私の夢の一つにすぎない。自分ではまだ若いと思っているし、いろんな所に行って、いろんなことにチャレンジしたい」と話し、「世界はこんなにも素晴らしく、チャンスこんなにもたくさんある。こんなに活動的な私が、これほど若くして引退してしまうのはもったいない。舞臺を変えてまた會いましょう。緑の山は変わることはなく、川の流れも続くから、またいつか必ずどこかで會えるはず」と結んだ。

退任前日の9日、馬氏はラフな服裝で苦楽を共にしてきた同僚たちに會うため、杭州阿里浜江パークを訪れた。その場には大勢の人がつめかけ、歓聲が次々に上がるなど、まるでスターが登場したかのような騒ぎとなった。

馬氏は、優れた企業家であっただけでなく、名演説家でもあった。この20年の間に彼が殘した名言は數知れない。ここではそのうちの8フレーズを紹介していこう。

1、「一番難しいことは、他の人に任せる」

2012年、あるスピーチで、「起業において、私は必ず自分がやって一番楽しいこと、一番やりやすいこと、みんなが好きなことを選んでやるようにしている。一番重要なことや一番難しいことは他の人に任せる」と語った。

2、「今日が悲慘で、明日はもっと悲慘でも、きっと明後日は素晴らしくなる」

2014年、阿里巴巴が上場を祝うパーティーで、「私は誰にでも夢があると信じているし、誰もが自分の夢は何なのかを知っておくべきだと思う。今日が悲慘で、明日はもっと悲慘でも、きっと明後日は素晴らしくなる。でもほとんどの人は明日の夜であきらめてしまう」と語った。

3、「阿里巴巴の管理は、まるで動物園を管理するようなもの。ありとあらゆる動物が飼育されている」

2019年1月、世界経済フォーラム年次総會(冬季ダボス會議)で、阿里巴巴の発展を動物園に例え、「ありとあらゆる動物が飼育されている。きちんと管理しようと思ったら、自己管理が一番の方法」と語り、「これからの人はもっと賢くなり、ロボットより賢くなるだろう。彼らを管理するには、彼らに一定の価値観とその使命を信じさせることが必要となる」とした。

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