生煎包（焼き肉まん）のフェイスマスクを顔に貼り、ザリガニカラーのリップを塗ると、いったいどんなスタイルになる？近ごろ、オンラインショッピングモール?天貓（Tmall）が上海の國(guó)産ブランド2社と提攜し、遊び心たっぷりの新商品を打ち出した。20年以上続く焼き肉まん店の小楊生煎と新鋭コスメブランドの稚優(yōu)泉（CHIOTURE）が業(yè)界の枠を超えて提攜し、ザリガニカラーのリップグロスと生煎包フェイスマスクを打ち出した。新民晩報(bào)が伝えた。

このニュースは、発表されるとたちまち微博（ウェイボー）の検索ランキング上位に。コメント欄でネットユーザーらは、「ごま油とお酢も合わせれば、もっとそれらしい貼り心地になる」、「夜に腹ペコでマスクを貼ったら、生煎包を食べたことになったりして」などと、妄想を爆発させたコメントを寄せている。

小楊生煎といえば、上海では知らない人はいない。1994年に呉江路で最初の店を出した後、小楊生煎のチェーン店は全國(guó)に広がった。一方、2011年設(shè)立のコスメブランドである稚優(yōu)泉も上海のブランドだ。一見すると何の接點(diǎn)もなさそうな生煎包店と若いコスメブランドが、なぜ今回コラボすることになったのだろうか？稚優(yōu)泉ブランドマネージャーのJane氏は、「今回の業(yè)界を跨ぐ提攜が成功したのは、天貓によるところが大きい」と明かした。

購(gòu)入層のうち18-23歳の若者が70％を占める稚優(yōu)泉にとっては、いかにして新たなファン層を開拓するかがブランドの要検討事項(xiàng)だった。Jane氏は、「コスメ商品の購(gòu)入層は、高い確率でグルメや新しくて珍しい事や物も好んでいることが分かった。ではどうやったらグルメブランドと業(yè)界の枠を超えて新商品を打ち出すことができるか？上海で最初に思いついたのが小楊生煎だった」と語(yǔ)る。