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「おひとりさま」レストランが靜かに増加中 寂しさより自由を重視 (2)

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2019年07月26日13:55

開(kāi)店の動(dòng)機(jī)について郝さんは、「食事をする時(shí)には何人か連れ立って行くものだったが、社會(huì)の発展に伴い、獨(dú)身層が徐々に増えてきた。ただ、大勢(shì)でにぎやかにしているのと比べると、外で1人で食事をするのはどうしても孤獨(dú)だと見(jiàn)られてしまう。それで孤獨(dú)な人に靜かな場(chǎng)所を提供しようと思った」と語(yǔ)る。

1人用に仕切られたスペースで鍋料理を食べるレストラン客(撮影?馬芙蓉)。

郝さんは、「『おひとりさま』の食事を體験しに來(lái)る客は若者がメイン。ほとんどの人にとって『おひとりさま』はまだ物珍しく、受け入れられるまで一定の時(shí)間が必要だ」と説明する。郝さんによると、レストランは経営面で試練に直面したこともあり、対応策として調(diào)整も行ったという。しかし郝さんは、「時(shí)間が経つにつれて、『おひとりさま』の受容度は次第に上がっていくだろう。一番重要なのは品質(zhì)とサービスをしっかりやることだ」と語(yǔ)った。

「おひとりさま」レストランの1人用スペース

韓笑さん(23)は東北出身で、武漢で學(xué)校に通い、就職して6年が経つ。「おひとりさま」レストランの常連で、1ヶ月に少なくとも6-7回來(lái)店するという。韓さんは、「鍋料理や麻辣燙(ピリ辛風(fēng)味の煮込み料理)が好き。でも彼氏とは遠(yuǎn)距離戀愛(ài)だし、周りには友達(dá)も少ないので、鍋を食べたくても一緒に食べてくれる人がなかなかいない。1人で鍋料理の店に行って近くににぎやかなグループ客がいたら、決まりが悪いし、落ち込んでしまう」と言う。「おひとりさま」用のミニサイズの鍋料理はちょうど韓さんのニーズにぴったりだった。どの具材も食べたい彼女にとっては、少な目の量なので無(wú)駄にする心配もない。

食事をする1人客(撮影?馬芙蓉)。

客たちが殘したメッセージカード(撮影?馬芙蓉)。

王楽さん(34)は、企業(yè)の広報(bào)プランニングを擔(dān)當(dāng)するワーキングマザー。勤務(wù)中は顧客対応と仕事で忙しく、ハードワークと頻繁な出張のために、時(shí)間通りに食事ができないこともしばしばだ。仕事が終わって帰宅すれば全身全霊を子供に注がなければならず、王さんは自分の生活がすべて仕事と育児に「しばりつけられている」ようだと感じている。王さんは、「毎日の食事時(shí)間は貴重な休息の時(shí)間。靜かにスマホを見(jiàn)たり、ぼんやりしたりできる。『おひとりさま』レストランでは料理を食べるのは二の次、短い時(shí)間だけれど、煩わしい生活から離れて、頭を空っぽにしてぼんやりできることのほうが大切」と話していた。

獨(dú)身者の交流の場(chǎng)となっている「おひとりさま」レストラン(撮影?武一力)。

(編集AK)

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年7月26日

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