最近、一部のフードデリバリー?オンラインプラットフォームで、「料金が上がった」、「特売イベントが減った」、「配送料も上がった」と感じている消費者が少なくない。工人日報が伝えた。
オンライン?フードデリバリーの値上げには、複數の要因がある。各店舗は、プラットフォームの力を借りて個人消費者と低コストで結びついたが、商店と消費者が負擔しなくて済む情報サービスから配送サービスまでのコストは、実はプラットフォームが負擔している。
オンライン消費モデルが普及し始めた頃は、プラットフォームは融資を通じて市場を拡大していくが、どんな融資も無制限というわけにはいかない。さまざまな補填によって市場シェアを獲得した後、プラットフォームは引き続き利益を出さなければならず、必然的に補填額は徐々に減少し、商店からもより多くの手數料を取るようになった。これは、ネット配車予約でも同様で、フードデリバリーも避けられない道だといえる。一方、人件費や家賃、原材料のコストのプレッシャーに直面し、多くの商店の商品価格も上昇し続けている。
「中國シェアリングエコノミー発展年度報告(2019)」によると、2015年から2018年まで、中國におけるオンライン?フードデリバリー収入額の増加スピードは、年平均117.5%で、伝統的な飲食業の12.1倍に上り、飲食業収入総額に占める割合は1.4%から10.6%にまで上昇した。2018年、中國のオンライン?フードデリバリー収入額は約4712億元(約7兆7600億円)に達した。
フードデリバリー価格が今後も上がり続けた場合、消費者は注文し続けるのだろうか?さらに言えば、フードデリバリーに対する現在の若者のニーズがこれほど大きい理由は何か?今の若者は自炊しないということになるのだろうか?