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中國の2000年代生まれの大學生は何にお金を使うか?

人民網日本語版 2019年03月28日13:15

中國の00後(2000年代生まれ)世代が次第に大學に進學するようになり、大學生の消費にも密かに変化が起きている。関係機関がこのほど発表した大學生の消費に関する調査結果によると、上の世代の80後(1980年代生まれ)や90後(1990年代生まれ)に比べ、最近の大學生はオンライン決済とローン消費をより當たり前のこととし、將來の収入と消費により楽観的な見通しをもっているという。人民日報海外版が伝えた。

學生は活力と潛在力に満ちた消費層であり、その消費狀況には中國社會の移り変わりが反映され、また今後の社會消費のトレンドにも影響する。専門家は、「學生の消費の活力が全體として旺盛であることは決して悪いことではない。ただ個人レベルで考えると、自分の経済狀況に応じて合理的に計畫し、理性的に消費し、過度の支出を避けるよう指導する必要がある」と指摘する。

▽何にお金を使うか?

「毎月、特に変わったことがなければ基本的に2千元(1元は約16.5円)ちょっとお金を使う。主に一日3度の食事と果物に使う。たまに同級生と一緒に出かけて食生活を改善する。あと服に使う。毎年新學期になって衣替えの季節がくるとたくさん服を買わなければならず、出費は決して小さくない」と話す劉欣欣さんは東北大學の大學院1年生。消費は基本的に「食」と「服」が中心だ。

劉さんと違うのは鄭州大學4年生の王さんだ。王さんは必要な食費以外のかなりの部分をゲームに使う。「毎月の支出は大體1200元くらい。ゲームが好きなので、毎月ある程度をゲームに充てる。『英雄皮膚』を買ったり、ツールなどを買ったりする」という。

市場調査會社?艾瑞諮詢が最近発表した「大學生消費洞察報告」の統計データをみると、2018年に在籍中の大學生は、女子學生と男子學生とで食品?飲料品、日用化學品、靴?帽子?衣類?アクセサリー類などの生活非必需品の消費支出構造に明らかに違いがある。女子は衣類?アクセサリー?靴?カバン類、バス?ヘアケア製品やスキンケア?メークアップ製品などの日用化學品へのニーズが男子より旺盛で、男子はつきあいと趣味での出費が多い。一方で、大學生は平均14ヶ月で攜帯電話を機種変更しており、ほとんどの學生が在學中に1回は買い換えることになる。人気ブランドはアップルと華為(ファーウェイ)だ。

男女差だけでなく、學年による消費傾向の違いもある。劉さんは、「1年生の時は衣類や化粧品にあまり気を遣っていなかった。何でも同じだと思っていた。3~4年生の時は基本的に慣れ親しんだブランドしか選ばないか、友だちから薦められた使いやすいブランドのものを選ぶようになった」と話す。

大學生が使用するブランドは學年が上がるとグレードアップする。1年生では手頃な価格で使いやすい新しいブランドを発掘するのがたのしく、2年生、3年生になると新しいものを試したい気持ちが強まったり、薦められたものを受け入れることが増えたりする。4年生は同じブランドで必要なものをそろえることが多くなり、コストパフォーマンスにより注意が向くようになるとともに、國産の質の高いブランドを買いたい気持ちがより強くなる。

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