また、今では無(wú)印良品とよく似たスタイルにもかかわらず、価格設(shè)定は無(wú)印良品より安い雑貨ブランドが中國(guó)各地に生まれてきている。近年臺(tái)頭している「名創(chuàng)優(yōu)品」や「NOME」などを例にすると、商品の外観は無(wú)印良品と似ているものの、値段は安く、大ヒット商品の中には、無(wú)印良品の値段の4分の1の値段の商品もあり、顧客爭(zhēng)奪戦を制している。また、「網(wǎng)易厳選」などのECプラットフォームもその爭(zhēng)奪戦に加わるようになっており、雑貨ブランド市場(chǎng)の競(jìng)爭(zhēng)は日に日に激化している。

このように無(wú)印良品は中國(guó)市場(chǎng)では敗退の様相を呈している。しかし、ある日用消費(fèi)財(cái)業(yè)界の関係者は「消費(fèi)者層は高、中、低に分かれており、無(wú)印良品の位置付けは、名創(chuàng)優(yōu)品などとは大きくことなる。雑貨ブランドの中で、無(wú)印良品は高級(jí)路線(xiàn)で、低価格競(jìng)爭(zhēng)に參戦しているというわけではない。今後も同市場(chǎng)は拡大すると予想され、発展の余地は十分にある」との見(jiàn)方を示す。

その點(diǎn)、業(yè)界関係者は、「品質(zhì)が向上し、消費(fèi)者は値段にはそれほど敏感にならなくなっている。値下げをすることで、消費(fèi)者のニーズに合わせることができるとは限らない。今後は、価格と品質(zhì)のバランスをどのように取るかが、長(zhǎng)期戦を制するカギになる」と指摘している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2019年2月19日