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南京大虐殺史実展がベラルーシで開幕

人民網日本語版 2018年06月08日16:08

5日午後、「共に証言:1937年南京大虐殺」と題する史実展が、ベラルーシの首都ミンスクにある大祖國戦爭史國立博物館で開幕した。南京大虐殺の史実が、展示される日記、書簡、映像などを通じて明らかにされている。新華社が報じた。

博物館1階?総面積約150平方メートルを占めるスペースで行われる同展は、南京における舊日本軍による暴行と西洋メディアによる初期報道、人道主義的立場からの救援、正義の裁判による平和維持という4つのエリアに分かれており、歴史的な寫真100枚のほか、9話のストーリー、展示品4點、動畫資料1點を通じて、ロシア語と英語で南京大虐殺の史実が展示されている。

史実展の主催者は、「今回の展示は、史実に立腳し、當時南京にいた歐米人の日記?書簡?書類?寫真および映像を通じて、原文で第三者の文書を示し、歐米人が共に証言する南京大虐殺の史実を示し、歴史を鑑とし平和を守るという中國人の心の聲を表している」と紹介した。

中國人権発展基金會の王國慶?副理事長は、開幕式において、「中國侵略日本軍が南京で行った大虐殺は、人類の命の尊厳と基本的人権を踏みにじる最も野蠻な行為だ。歴史を振り返り、展示するのは、決して昔の恨みを掻き立てるためではなく、人権と平和をより堅固に守ることを目的としている。中國とベラルーシが南京大虐殺をテーマとした展覧會を共同で主催する主旨は、ベラルーシの國民および國際社會に対して、中國人が平和を愛し、斷固として人権を守り、歴史を鑑として未來に向けて正義の呼びかけと理念を伝えることにある」と述べた。

開幕式に出席したベラルーシ元副首相?元駐中國ベラルーシ大使のアナトリー?トジク氏は、「南京大虐殺は、第二次世界戦爭中の最も悲慘で恐ろしい事件の一つだ。今回の展示は、第二次大戦の勝利に対して中國が成した貢獻について人々が理解する助けとなると同時に、両國國民間の相互理解を深めることにも有益となるだろう」とした。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年6月8日

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