3月7日、憲法改正案草案審議グループ會議で発言する雲(yún)南省代表団の代表(撮影:人民日報?陳斌記者)
全國両會(全國人民代表大會?全國人民政治協(xié)商會議)の代表?委員は7日、憲法改正案の草案について審議?議論を行った。習(xí)近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)は同日、広東省代表団の審議に參加した際、憲法改正案草案に完全に賛同。「中國の現(xiàn)行憲法の一部改正は、中共中央が新時代における中國の特色ある社會主義の堅持?発展の全局的?戦略的観點から行った重大な決定であり、全面的な法に基づく國家統(tǒng)治を推進(jìn)し、國家ガバナンスのシステムと能力の現(xiàn)代化を推進(jìn)する重大な措置でもある」と強(qiáng)調(diào)した。
中國の現(xiàn)行憲法は1982年に制定された。第19回黨大會は「習(xí)近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想」を黨規(guī)約に盛り込み、指導(dǎo)思想における全黨統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)した。憲法改正案の草案は「習(xí)近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想」を憲法に盛り込み、指導(dǎo)思想としている。中共中央機(jī)関紙?人民日報は8日「民族の創(chuàng)造力、結(jié)束力、戦闘力は思想上の団結(jié)?統(tǒng)一にかかっており、國家の現(xiàn)代化実現(xiàn)には科學(xué)的理論を行動指針とすることが必須だ。憲法改正によって速やかに黨の指導(dǎo)思想を國家の指導(dǎo)思想として確立し、黨の主張、國家の意志、人民の願いの高度の統(tǒng)一を?qū)g現(xiàn)することは、黨と國家の事業(yè)の発展にとって極めて重要だ」と指摘した。
「中國の特色ある社會主義の最も本質(zhì)的な特徴は中國共産黨の指導(dǎo)だ」。これは習(xí)近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想の重要な論斷だ。今回の憲法改正は「中國共産黨の指導(dǎo)は中國の特色ある社會主義の最も本質(zhì)的な特徴である」を國の根本的制度に関する憲法の條文に盛り込んだ。中共中央黨校黨建設(shè)部副主任の祝霊君教授は「中國共産黨の指導(dǎo)は中國の革命?建設(shè)?改革事業(yè)が勝利を得るうえでの根本的保証であり、科學(xué)的社會主義の根本的政治原則でもある。黨の指導(dǎo)は強(qiáng)化あるのみで、弱めてはならない。憲法をどう改正しようとも、黨の指導(dǎo)的地位は堅持する必要がある」との見方を示した。
憲法改正案は黨と國家の指導(dǎo)制度の整備、國家ガバナンスのシステムと能力の現(xiàn)代化推進(jìn)の観點から、黨の指導(dǎo)の堅持、國家主席任期制度、監(jiān)察制度など、一連の重大な制度設(shè)計を打ち出した。人民日報は1日付記事「黨と國家の長期安定を保証する重大な制度設(shè)計」で、國家主席の任期規(guī)定の改正は、中國共産黨、中華人民共和國、中國人民解放軍の指導(dǎo)體制の一致性を保つうえでプラスであり、「三位一體」の指導(dǎo)體制を憲法において貫徹、體現(xiàn)するものだと指摘した。この改正は黨と國家の指導(dǎo)體制の整備に著眼した、憲法上の制度設(shè)計だ。
中國における最高國家権力機(jī)関は全國人民代表大會(全人代)であり、その常設(shè)機(jī)関が全人代常務(wù)委員會だ。全人代と全人代常務(wù)委員會は國の立法権を行使する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年3月12日
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