中國科學技術部(省)の萬鋼部長は9日、全國科學技術業務會議の報告で、「5年間にわたり中國の科學技術革新力は目覚ましく向上し、主要革新指標が世界の先頭集団に入った。中國は科學技術革新に引き続き取り組み、追い越し、飛躍するペースを上げ、歴史的?全體的?構造的な重大変化を実現している。重大革新成果を続々と挙げ、科學技術力が大幅に強化された。中國はすでに世界的な影響力を持つ科學技術大國になった」と指摘した。新華社が伝えた。
鉄系超電導材料や多光子もつれ、衛星?地球間量子通信といったように中國はすでに世界2位の高品質科學技術論文産出國になっている。國際科學技術論文の量は2012年より70%増加し、世界2位になった。國際科學技術論文被引用回數で初めてドイツと英國を抜き、世界2位になった。世界の科學発展に日増しに重要な貢獻を成し遂げるようになり、世界トップの重大成果を続々と挙げている。
中國科學技術部のデータによると、2017年の全國研究研究開発(R&D)経費は、2012年比で70.9%増の1兆7600億元(1元は約17.22円)に達する見通しだ。全社會R&D経費の対GDP比は2.15%で、EU15ヶ國の2.1%という水準を上回った。科學技術進歩の経済成長に対する寄與度は2012年の52.2%から57.5%に上昇し、國家革新力ランキングは2012年の20位から17位に浮上した。
また萬部長は報告の中で、「中國の発明特許出願件數と取得件數は世界一、有効発明特許保有件數は世界3位で、全國技術契約成約額は1兆3000億元に達する。全國ハイテク企業數は13萬6000社で、全國のR&D経費の50%以上を占め、2500萬人以上の雇用を創出している。科學技術革新は供給側構造改革を力強く支えており、経済?社會の発展と全面的に融合し、これを積極的にけん引する歴史的な飛躍を実現した」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月10日
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