中國の北斗3號グローバルネットワーク衛(wèi)星の第1陣となる2基が5日、予定の軌道に打ち上げられた。來年の今ごろには、十數(shù)基の仲間を迎えることになる。そして2020年までには30基以上に増加する計畫だ。科技日報が伝えた。
30基以上という巨大なチームが同時に稼働する場合、違う衛(wèi)星が間違って入り込んだり、勝手に離脫したりする衛(wèi)星が出てくるのではないだろうか。中國航天科技集団第五研究院が発表した情報によると、北斗は「自律型」衛(wèi)星であり、自分がどこに位置し、何をしているかを把握できる。これは同研究院が開発した制御システムによるものだ。
制御システムは、衛(wèi)星を正確な軌道上で正確な姿勢を維持させる監(jiān)督となる。衛(wèi)星の軌道?姿勢情報をリアルタイムで収集し、ひとたび異常を発見すれば、正確な狀態(tài)に戻るよう衛(wèi)星に指示を出す。
北斗3號の制御システムは、総合電子サブシステム及び衛(wèi)星センサー執(zhí)行モジュールと情報交換し、執(zhí)行モジュールの動きを制御する。衛(wèi)星のロケット切り離し、軌道上飛行、耐用期間終了までの各段階の姿勢制御と軌道制御を?qū)g行する。また同システムは衛(wèi)星に一定の100%自主的な運行能力を與える。地上の制御基地に故障が生じても、正常に60日以上活動できる。こうすることで衛(wèi)星の地上基地への依存を大幅に弱め、「可視範囲外」の衛(wèi)星制御を?qū)g現(xiàn)し、かつシステムの運行管理コストを引き下げる。
姿勢?軌道情報の計算、衛(wèi)星のスマート自主運行は、制御システムの計算性能に厳しい要求を突きつける。北斗3號制御システムは衛(wèi)星センサー+赤外線地球センサーによる自主測位アルゴリズムを採用し、衛(wèi)星の軌道データを定期的に更新することで、衛(wèi)星に軌道データを自主的に取得する能力を持たせている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月9日
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