2016年が終わりを迎えるに當たり、王毅外交部長(外相)は人民日報記者の単獨インタビューに応じ、2016年の外交活動を振り返り、2017年の中國外交の展望を示した。人民日報が伝えた。
王部長は次のように指摘した。
2016年の國際情勢の最大の特徴は動揺と変化に富んだことであり、われわれは習近平氏を中心とする黨中央の揺るぎない指導の下、グローバル?ガバナンスにおいて方向性をリードし、國際情勢の変動において大局を把握し、激しく複雑な角逐の中で利益を維持し、世界経済のモデル転換において発展を後押しし、中國の特色ある大國外交の全面的な推進という新たな局面を切り開いた。中國はより成熟し、落ち著いて力強く世界の舞臺の中心へと歩み、混亂した局面の中でスタビライザー、変動する情勢でプラスのエネルギーとなっている。
現在、グローバル?ガバナンス體制の変革は正念場に入っている。黨中央は主導的に計畫し、グローバル?ガバナンス強化の中國の案を速やかに提出し、國際政治?経済體制のより公正で合理的な方向への発展を後押しした。
今年9月、習近平國家主席はG20杭州サミットの開催に成功し、G20の危機対処から長期有効なガバナンス制度への転換を力強く推し進め、一連のパイオニア的で先導性ある、制度的な重要な成果を得た。11月、リマでのアジア太平洋経済協力會議(APEC)首脳會議で、習主席は保護主義に反対し、経済のグローバル化をより包摂的でどの國にも利益がある方向への発展を主張し、アジア太平洋自由貿易圏の推進、開放型アジア太平洋経済の構築という中國の案も示した。
「わが國と主要國家の政治関係は一層安定し、実務協力は一層深化した。中國の『コミュニティー』は拡大し続けている」
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