バラジャムに「変身中」のプロポーズに贈られたバラの花。 |
先ごろある女性ネットユーザーが自身の微博(ウェイボー)に「鮮花餅(バラの砂糖漬けを餡にしたパイ風のお菓子)が食べたかったので、彼氏がプロポーズにくれた99本のバラでジャムを作った」と投稿した。この女性、なんと彼氏からプロポーズに贈られたバラでジャムを作ってしまったというのだ。そして作り終わってから初めて、「これって食べれるのかしら?」という素樸な疑問に思い至ったらしい。そこで彼女は「博物雑誌」の公式アカウントにその質問を投げかけた。銭江晩報が伝えた。
「博物雑誌」の公式アカウントからは、「食べられません。まず、そのバラは食用として栽培されていないので農薬が多く含まれています。そして、商品名は『バラ』となっていますが、実際は『月季花』であり、バラのような獨特な香りもありません」という回答が寄せられた。
中國科學院植物研究所の園蕓専門家も、「フラワーショップや花市場で売られているいわゆる『バラ』は、実際は全て『月季花』だ。なぜなら本當のバラは莖が軟らかく、切り花として使用できず、また見かけも月季花の方が美しいからだ。月季花をバラとして販売していることは、実は広く知られていること。バラと月季花の一番の違いは、バラはトゲが多く、花が小さい點だ。ただし英語の場合はいずれも『Rose』と呼ばれている」と説明している。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年12月23日
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