中國の習近平國家主席はエクアドル、ペルー、チリの3カ國を歴訪する。中國社會科學院研究員、中國中南米學會副會長の江時學氏は今回の訪問には重大な意義が3つあると指摘する。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
「上層部の相互訪問が國家交流における役割と影響は過小評価できない」。江氏によると、習主席の今回の訪問は3カ國との二國間関係を高めるものだ。
江氏によると、エクアドル、ペルー、チリは中南米の代表的な國であり、中國と伝統(tǒng)的に厚い友好関係にある。エクアドル訪問は両國の國交樹立以來初めてであり、歴史的意義を持つ。ペルーは中南米地域で唯一中國と包括的?戦略的パートナーシップを構(gòu)築し、包括的自由貿(mào)易協(xié)定を結(jié)んだ國であり、クチンスキ大統(tǒng)領(lǐng)が就任後初めて訪問した國が中國であることも、両國の関係を示している。チリも中國との交流において多くの「初」を創(chuàng)造した。習主席の今回の訪問は中國と3カ國との関係を力強く促進する。
次に、習主席の訪問は二國間協(xié)力の深化にも寄與する。江氏によると、上層部相互訪問の期間、多くの協(xié)力協(xié)定が実行に移される。中國政府側(cè)によると、習主席の3カ國訪問中、二國間自由貿(mào)易協(xié)定の整備、電子商取引、生産能力及び工業(yè)パーク、インフラ整備分野の協(xié)力を重點的に検討し、多くの面で成果を挙げると同時に、協(xié)力文書に調(diào)印する見込みだという。
江氏によると、中國の國際的地位の向上に伴い、外部世界は中國に対する関心を高め、様々なルートを通じて中國を知りたいと考えている。中南米諸國の高官、學者との交流から、彼らは中國の発展狀況、発展経験への関心が非常に高く、中國の発展から良いノウハウを汲み取りたいと考えていることが分かる。中國は自らの経験を世界に紹介し、分かち合うことを望んでいる。習主席の今回の訪問が中南米諸國と中國の相互理解を深める絶好の機會となることは間違いない。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月17日
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