外交部（外務(wù)省）の耿爽報道官は15日の定例記者會見で、日本が「奄美?琉球」を2018年の世界自然遺産に申請していることについて、「申請が中國側(cè)の権益に影響を與える可能性を懸念する。日本側(cè)が中國側(cè)の懸念を適切に解決することを希望する」と表明した。

【記者】日本メディアの報道によると、日本が「奄美?琉球」を2018年の世界自然遺産に申請したことについて、中國政府はすでに外交ルートを通じて懸念を表明した。中國側(cè)は、日本の申請対象は領(lǐng)有権を主張する釣魚島が含まれる可能性があると指摘している。これについてコメントは。

【耿報道官】日本側(cè)は奄美大島、徳之島、沖縄本島北部、西表島を世界自然遺産に申請した。中國側(cè)はこれが中國の権益に影響する可能性を懸念している。われわれは日本側(cè)がすでに國連教育科學(xué)文化機関（ユネスコ）に覚書を提示し、事業(yè)範(fàn)囲を四島以外に拡大しないと表明したことに留意している。中國側(cè)は日本側(cè)に対して、対話と協(xié)議を通じて中國側(cè)の懸念を適切に解決し、世界遺産委員會がユネスコの趣旨、原則及び規(guī)定に基づき、客観的、公正、適切に問題を処理することを希望する。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年11月16日