中國総理の13年ぶりのカナダ訪中により、両國首相の年次対話制度が正式に始まった。中國の李克強総理による中國?カナダ関係の新たな「黃金の10年」を切り開くという提案は、雙方協力の將來性に対する人々の期待を満たすものだった。中國新聞社が伝えた。
20數日前、カナダのトルドー首相が初めて訪中した。両國首相が1カ月の間に相互訪問を実現したことで、國土面積世界第2位と世界第3位の両國の関係が急速に接近していることを人々は目にした。
カナダ首相主催のホームパーティーや晩餐會への出席、會談、共同記者會見、上下両院議長との會談で、李総理は共通利益が溝を大幅に上回ることを強調すると同時に、経済?貿易、第三國市場協力、農業、法執行、観光、稅関、航空、品質検査などの分野の14の協力文書に調印して、協力の大きな將來性を証明した。
中國國際問題研究院の阮宗沢副院長によると、「黃金の10年」には政治的にもう「もつれる」ことなく、対話と意思疎通に転じることと共に、経済的により開かれた姿勢で質と効果を高めること、さらに人的?文化的など各分野で交流の新たな局面を開拓することが含まれる。
李総理の今回の訪問期間、中國?カナダ首相年次対話制度が正式に始動しただけでなく、雙方は各レベル、各制度の交流を強化し、中國?カナダ経済?財政?金融戦略対話制度、外相年度會議、ハイレベル國家安全?法治対話制度の役割を十分に発揮することでも合意した。
阮氏によると、これは意思疎通を強化し、溝を解消する前向きなメッセージであり、両國関係の深化、実務協力の拡大にとって重大な意義を持つ。これまでの溝の根本的原因はカナダ側が中國を客観的、理性的に受けとめられないことにあった。政治、経済、外交、安全保障など重要分野で交流と意思疎通を継続することは、今後の各レベルの実務協力の助けとなる。雙方が反腐敗に関する協力の強化を決定したことは、相互信頼の深化、腐敗取り締りにとって積極的な意義を持つ。
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