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2016年6月17日  
 

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「傅山の追っかけ」を自稱する日本人博士の堀川英嗣さん (2)

人民網日本語版 2016年06月17日14:31

堀川さんの作品。

太原師範學院書道學部の劉鎖祥?學部長などの勧めもあり、堀川さんは傅山の作品に初めて觸れた。傅山の作品が好きになった理由については「よく分からない。一人の人間を好きになるのに理由がないのと同じ」と堀川さん。

日本に帰國後、堀川さんはアルバイトをしてお金を貯め、2002年に大學を卒業すると反対する両親を説得して、太原師範學院の書道學部に自費留學した。學費は自分で貯めたお金と、両親の援助で補った。

月曜から金曜までは授業に出席し、土曜日は宿題。日曜日になると傅山の石碑を探すために山西省の各地を訪ねた。03年の冬、同級生の張宇星さんの勧めで、堀川さんは車に3時間乗って、陽泉市盂県を訪問し、傅山の作品「鳩銭碑」と故居「畏熱堂」を目にした。

盂県小橫溝村関帝廟の「鳩銭碑」は、堀川さんが太原市以外の場所で初めて見た傅山の石碑だった。「とても興奮し、當時氷點下20度以下だったにもかかわらず、真っ暗になるまで石碑の拓本作りに明け暮れた」。また、別の村ではある人々にとても感動したことがあったという。その人々の先祖は傅山の親友で、傅山がその先祖の家を借りて住んでいたこともあったという。そして傅山が住んでいた「畏熱堂」は約400年もの間、その家族によって代々守り続けられてきたのだ。


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