梅さんの手に噛みついて話さない腕白パンダ
1人の飼育擔當者と幼いパンダ數頭が「竹ザル」を爭奪する様子を撮影した動畫が、微博(ウェイボー)上で話題になっている。動畫では、女性の飼育擔當者が、落ち葉を掃除しながら、「小さな國寶」たちの間を歩き回っていた。數頭のパンダは、落ち葉を入れたばかりの竹ザルに突進してザルをひっくり返す。大騒ぎのあと、落ち葉は再び地面いっぱいに広がり、一面「カオス」狀態と化している。飼育擔當者は、四川なまりの言葉で、「ああ!あなたたちって本當にもう!私にはもう力は殘っていない……」と叫び、見物していた來園客の笑いを誘っていた。あるネットユーザーは、「國寶の腕白はひどすぎないか?落ち葉を掃いていた女性があまりにも可哀想」と感想を漏らした。 華西都市報が伝えた。
動畫に寫っている女性は、成都パンダ繁殖研究基地で飼育を擔當する「80後(1980年代生まれ)」の梅燕さんで、同研究基地で8年のキャリアを持つベテラン飼育員だ。これまでに50頭以上のパンダの飼育を擔當してきた経験があり、パンダの面倒を見ることに全精力を注いできた。「毎日処理する糞便は50キログラムあまり、運ぶ餌(新鮮な竹)も50キロを上回る。パンダの世話は、朝から暗くなるまで毎日が100%體力勝負」と彼女は話した。