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2016年5月12日  
 

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中國人科學者、ジカウイルスと小頭癥の関連性を証明

人民網日本語版 2016年05月12日14:39

國際的な學術誌「Cell Stem Cell」は米國東部時間5月11日、ウェブサイト上に論文を掲載し、ジカ熱が小頭癥を直接引き起こすことを中國人科學者が世界で初めて証明したと紹介した。中國科學院遺伝発育研究所の許執恒氏が率いる研究チーム、軍事醫學科學院微生物流行病研究所の秦成峰氏が率いる研究チームが擔當した同研究結果は、ジカ熱の発癥メカニズムおよび治療方法の研究の基礎となる。科技日報が伝えた。

秦氏は、「ジカウイルスは新種のウイルスではなく、1947年にアフリカで発見された。ジカ熱は昨年、南米で流行した。人々はジカウイルスと子供の小頭癥に何らかの相関性があることを知っていたが、直接これを証明していなかった。我々はマウスを使った実験で、ジカウイルスと小頭癥の直接的な関連を証明した」と述べた。

許氏と秦氏の研究チームは、ジカウイルスがマウスの胚の脳內で急速に増殖し、神経幹細胞に感染することで、神経幹細胞の増殖と分化の異常を引き起こし、大量の神経単位を死滅させることを発見した。最終的に大脳皮質が薄くなり、小頭癥が生じる。全遺伝子発現様式の分析により、研究チームは免疫、小頭癥、ジカウイルスの潛在的な受容體、細胞死滅と関連する大量の遺伝子に、明らかな異常が生じていることを発見した。許氏は、「ジカウイルスは脳の胚の中で、急速に増殖した。3日間で300倍以上に増殖し、5日で大量の神経単位が死滅した。メスのマウスが妊娠11日內にジカウイルスに感染した場合、流産を引き起こす。11日後に感染し生まれた子供のマウスの多くに、小頭癥が見られた」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年5月12日

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