商務(wù)部(?。─紊虻り?yáng)報(bào)道官は19日の記者會(huì)見(jiàn)で、近頃一部海外メディアが中國(guó)企業(yè)のM&A(買(mǎi)収?合併)に大きく注目し、「中國(guó)の今年第一四半期のM&A総額は1130億ドルに達(dá)しており、中國(guó)が世界を買(mǎi)収しようとしている」といった大袈裟な表現(xiàn)をするメディアも見(jiàn)られるが、中國(guó)側(cè)は客観的かつ公正に中國(guó)企業(yè)の海外M&Aを受け止め、こうした正常なビジネス行為に対し公平な待遇を提供し、合理的かつ透明な経営環(huán)境を作り出すよう各國(guó)に求めると述べた。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。
沈報(bào)道官は、「中國(guó)企業(yè)の海外でのM&A規(guī)模と成長(zhǎng)速度は、総じて正常かつ合理的である」と指摘した。同部の統(tǒng)計(jì)によると、2015年の中國(guó)企業(yè)の海外でのM&A総額は401億ドルで、今年第一四半期は165億6千萬(wàn)ドルであり、この數(shù)字は一部メディアの報(bào)道とはかけ離れている。
なぜかくも大きな違いがあるのか。沈報(bào)道官はその理由として、「読者の目を引きたいという個(gè)別の思惑がある。彼らが報(bào)道する大部分の案件がまだ交渉段階、あるいはまだ國(guó)內(nèi)の関係政府當(dāng)局の審査を経ておらず、最終取引の完成までにはまだ長(zhǎng)い道がある」と指摘した。また、「統(tǒng)計(jì)方法にも混亂が見(jiàn)られ、交渉中の數(shù)字とその他の不正確な數(shù)字とを混在させて大きな數(shù)字にしているという現(xiàn)象が実際に見(jiàn)られるが、はっきりと線引きをしなければならない」と続けた。
注目すべきは、中國(guó)企業(yè)の海外でのM&A規(guī)模のみならず、外資の中國(guó)でのM&Aや中國(guó)企業(yè)による國(guó)內(nèi)でのM&A規(guī)模も大幅に拡大しているという點(diǎn)だ。同部の統(tǒng)計(jì)によると、第一四半期、外資企業(yè)の中國(guó)でのM&Aは前年同期比24.5%増となっている。また、第一四半期、同部は経営者から計(jì)99件の集中申告を受けており、これも同期比32%増、このうち審査を通過(guò)している案件も33%増の82件に達(dá)しているという。
また、「中國(guó)企業(yè)の海外でのM&A規(guī)模は10年前と比べると十?dāng)?shù)倍に拡大しているが、中國(guó)の対外投資はまだ初期段階にある。中國(guó)の対外投資(ストック)の世界に占める割合は3.4%にすぎず、米國(guó)の24.4%よりも低いだけでなく、英、獨(dú)、仏、日といった先進(jìn)エコノミーよりもはるかに低い。同様に、中國(guó)企業(yè)の海外M&Aもまだ初期段階にあり、中國(guó)の2015年海外M&A取引額が大幅に上昇したにもかかわらず、その占める割合は世界全體でみると6.2%にすぎないという點(diǎn)も抑えておいてもらいたい」と述べた。