國(guó)家統(tǒng)計(jì)局がまとめた最新のデータによると、社會(huì)の所得の格差を測(cè)る指標(biāo)「ジニ係數(shù)」が2015年は0.462となり、09年以來(lái)7年連続で低下し、また03年以降の最低を更新した。専門家は、「ジニ係數(shù)の『7年連続低下』は中國(guó)の所得の格差が徐々に縮小していることを物語(yǔ)るとともに、政府が力を入れて進(jìn)めてきた所得分配の改革が一定の成果を上げたことを示す。今後5年間、中國(guó)政府はより慎重に所得分配メカニズムを整備し、社會(huì)全體で公正、平等、かつ共同富裕を追求する良好な雰囲気作りをしていくだろう」との見(jiàn)方を示す?!溉嗣袢?qǐng)?bào)」海外版が伝えた。
▽分配制度改革に成果
昨年1年間にも個(gè)人所得の伸びが國(guó)內(nèi)総生産(GDP)の伸びを上回った。統(tǒng)計(jì)によると、2015年の個(gè)人の平均可処分所得は2萬(wàn)1966元(約39萬(wàn)466円)で、前年比の名目成長(zhǎng)率は8.9%、物価要因を考慮した実質(zhì)成長(zhǎng)率は7.4%だった。
経済成長(zhǎng)ペースの鈍化が個(gè)人所得の減少にはつながっていない。専門家は、「その原因は昨年の雇用情勢(shì)が好調(diào)だったこと、給與所得が上昇したことにある。データをみると、15年は雇用が全體として安定し、年度末の就業(yè)者數(shù)は7億7451萬(wàn)人に上った。15年の出稼ぎ労働者數(shù)は2億7747萬(wàn)人で同1.3%増加し、出稼ぎ労働者の平均月収は3072元(約5萬(wàn)4592円)で同7.2%増加した」と指摘する。
収入が増えると同時(shí)に、格差が縮小している。政府が発表する所得の格差を測(cè)る指標(biāo)?ジニ係數(shù)は、08年に0.491の高い水準(zhǔn)に達(dá)した後は年々低下し、09年は0.490、14年は0.469だった。
國(guó)が長(zhǎng)い時(shí)間をかけて進(jìn)めてきた所得分配改革が貧富の差の縮小に貢獻(xiàn)した。第12次五カ年計(jì)畫では、「所得分配関係を合理的に調(diào)整する必要がある。労働に応じた分配を中心に、さまざまな分配方法が併存する分配制度を堅(jiān)持し整備する。第1次分配と再分配では効率と平等さとの関係を適切に処理しなければならず、再分配では平等さをより重視しなくてはならない」ことが強(qiáng)調(diào)された。過(guò)去5年間、政府は同計(jì)畫に基づいて、個(gè)人所得稅の課稅最低水準(zhǔn)の引き上げなどさまざまな改革措置を進(jìn)め、中央企業(yè)の責(zé)任者の給與制限や年金制度の一本化などの政策をうち出し、複數(shù)の方法を通じて個(gè)人の資産所得を増やし、所得を透明化し、多くの地域では最低賃金の引き上げなどが行われた。いずれも所得格差の縮小で重要な役割を果たした。