財政部(財務?。─?日に通知を出し、2016年1月から輸出入関稅を一部調整することを明らかにした。対象のうちスーツケース、衣類、スカーフ?ストール、毛布、保溫?保冷ステンレスボトル、サングラスといった、海外通販の人気商品については、暫定稅率方式で関稅を引き下げ、引き下げ幅は50%前後になるという?!笌谥萑請蟆工瑏护à俊?/p>
同部によると、この措置は國內の消費者の買い物の選択肢を増やし、國內消費ニーズの向上に対応するためのもので、輸入関稅率が相対的に高く、輸入ニーズの動きの大きなスーツケース、衣類、スカーフ?ストール、毛布、保溫?保冷ステンレスボトル、サングラスなどの商品に的を絞って関稅を引き下げる。これらの商品は海外通販の「超人気商品」だ。暫定稅率を採用すると、稅率は最恵國稅率より約50%低くなる。
だが関稅引き下げが商品価格にどれくらい反映されるかといえば、影響は限定的だ。國は今年6月1日に衣類、靴類、スキンケア製品、紙オムツといった日用消費財の一部について輸入関稅率を引き下げ調整し、平均引き下げ幅は50%を超えたが、商店に並ぶ輸入商品をみると値段が大きく下がってはいない。その原因は、輸入商品の価格で関稅が占める割合は思っったほど高くないこと、消費稅と増値稅(付加価値稅)の占める割合が高いことにある。
▽3400元のサングラス 関稅引き下げ後の増値稅は34.68元の節稅
たとえば大手國際ブランドの人気のあるタイプのサングラスを例に挙げて考えてみよう。原産國フランスのカウンターでは約160ユーロ(約2萬1401円)で売られており、香港で海外通販で買うと大體1360元(約2萬1333円)だが、中國のカウンターでの価格は約3400元(約6萬4195円)になる。