外交部(外務省)は26日、李克強総理の韓國訪問と第6回中日韓首脳會議出席について國內外プレス向けブリーフィングを開き、劉振民外交副部長(外務次官)と童道馳商務部長助理が説明を行った。人民日報が伝えた。
劉外交副部長によると、今回の訪問は李総理就任後初の訪韓で、中國総理の訪韓は5年ぶりでもある。中韓のハイレベル交流の良好な勢いを維持し、各分野の実務協力を促進し、中韓関係が「4つのパートナー」の方向へとしっかり発展するよう促すうえで重要な意義を持つ。訪問中、李総理は樸槿恵大統領主催の歓迎式典に出席し、樸大統領と會談するほか、歓迎晩餐會に出席。鄭義和國會議長、黃教安首相と會談するほか、一連の重要な経済?貿易、人的?文化活動に出席する。
今回の中日韓首脳會議では3カ國協力の進展を振り返り、実務協力を検討し、関心を共有する國際?地域問題について意見交換する。3カ國首脳は共同記者會見や中日韓ビジネスサミットにも出席する。中國側は今回の會議を契機に過去を振り返り、総括したうえで、中日韓協力の將來の発展の方向性を示し、経済?貿易、人的?文化、持続可能な開発など伝統的分野の協力を強化し、新興分野の協力を開拓し、3カ國協力の健全で安定した発展を推進し、3カ國と地域の人々に幸福をもたらすことを望んでいる。
童道馳部長助理によると、李総理は韓日の首脳と國際生産能力協力、技術革新、経済発展戦略の連結、中日韓自由貿易圏構築と地域経済統合のプロセスの推進、貿易円滑化の推進、財政?金融協力、マクロ政策調整、五輪経済、地方経済協力、環境保護、循環型経済など経済?貿易の議題について踏み込んで意見交換する。広範な共通認識にいたる見通しだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年10月27日