習近平國家主席は10月23日、英國訪問を終えて帰國した。9月下旬から現在までに習主席は米國、英國を相次いで訪問し、新たな中國の風を國際社會に巻き起こした。また、ドイツ首相など歐州首脳も近く相次いで訪中する。今年の秋は中國の特色ある大國外交の収穫期と言える。人民日報が伝えた。
この秋の訪米、訪英で習主席は大変目を引く成果を挙げた。
中米両國は多くの重大な問題について共通認識に達した。米國は中國の平和的臺頭を歓迎すると重ねて表明し、中米の防衛協力は一層拡大され、対テロ協力は一層深化され、投資協定は一層推進された。中國企業が対米投資で新たな開放的環境を得ること、人民元の國際化を一層推進することなど49件の成果で合意した。
中英両國の協力発展の歩みは靜かに加速している。中英関係は新たな水準に高まり、「21世紀に向けたグローバル包括的?戦略的パートナーシップ」の構築を開始した。両國は59件の協定と共通認識に達し、4000億元近くの商談をまとめ、世界で1000カ所目の孔子クラスが英國で開講した。こうした目を引く數字の背後にあるのは、中英両國が共に享受する多くの発展のチャンスだ。
習主席の今回の訪米、訪英は中國の平和的発展のために良好な國際環境をさらに築いた。一層言及に値するのは、中國の特色ある外交が國の発展のためにチャンスを勝ち取るだけでなく、その成果が億萬の中國民衆に恩恵を及ぼすということだ。
「新型の大國関係は中米関係のための『テーラーメード』ではなく、中露包括的?戦略的協力パートナーシップに始まり、中英包括的?戦略的パートナーシップに模範があり、最終的な検証が中米関係だ」。中國人民大學國家発展?戦略研究院の王義桅研究員は中國の大國外交をこう評価する。