「フォルクスワーゲン(VW)がソーセージを売り、トヨタが布を織り、クライスラーが戦車を作っている」と聞いたら、冗談だと思うに違いない。でも実際には自動車でよく知られたブランドの多くが、車とは全然関係のない分野で相當(dāng)の業(yè)績を上げている。「京華時報」が伝えた。
▽ホンダ 航空機製造に苦節(jié)30年
ホンダブランドの自動車やバイクはかねてより中國でもよく知られているが、ホンダが航空機の製造に強い意欲をもつことを知る人は少ない。計畫は30年前にスタートし、昨年になって小型ビジネス機「ホンダジェット」の量産化第1號機がついにお目見えして、市場での引き渡し準(zhǔn)備が始まった。
ホンダの創(chuàng)始者?本田宗一郎氏は1962年に航空分野に進(jìn)出することを明らかにし、1986年になってやっとプライベート機の研究開発のスタートにこぎ著けた。2006年にはホンダの全額出資子會社ホンダ?エアクラフト?カンパニーが米國で設(shè)立され、同年にウィスコンシン州オシュコシュで開催された世界最大規(guī)模の航空機博覧會のEAAエア?ベンチャー?オシュコシュ2006で獨自開発のホンダジェットがお披露目されるとともに、その量産計畫が発表された。ホンダの伊東孝紳前社長はかつて、「(航空機は)本田宗一郎が持ち続けた夢であり、それを受け継いできたホンダマンの夢でもある」と述べている。
ホンダの航空機はホンダジェットと名付けられ、昨年6月にテスト飛行に成功した小型ジェット機だ。エアクラフトの社の藤野道格社長兼最高経営責(zé)任者(CEO)は取材に答える中で、「航空機の設(shè)計のイメージはハワイでの休暇中に免稅店で見たフェラガモのハイヒールだ。フェラガモの靴は美しさ、快適さ、機能性を兼ね備えたものの代表だ」と振り返った。