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2015年6月3日  
 

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人民網(wǎng)日本語版>>政治

専門家「日本機(jī)のスクランブル、偶発的衝突の可能性増幅」

人民網(wǎng)日本語版 2015年04月16日09:09

 日本メディアの報道によると、日本の航空自衛(wèi)隊は13日、外國の航空機(jī)による日本の「領(lǐng)空」進(jìn)入に備え、戦闘機(jī)の緊急発進(jìn)(スクランブル)演習(xí)を那覇基地で公開実施した。軍事専門家の尹卓氏は中國中央テレビ(CCTV)の取材に対し、「日本が防空識別圏を中國の沿岸から100km余りの位置に引いたのは、中國の空中の戦力と空中の活動範(fàn)囲を圧縮するためだ。日本側(cè)のスクランブルという作戦は非常に危険なもので、中日雙方が空中で偶発的衝突を起こす可能性がますます大きくなる」との見方を示した。人民網(wǎng)が伝えた。

 尹氏は、日本の航空自衛(wèi)隊が今回、那覇基地で行われた戦闘機(jī)のスクランブル演習(xí)を公開したのは、中國を見據(jù)えた動きであることは間違いない。那覇基地は現(xiàn)在、南西諸島と釣魚島(日本名?尖閣諸島)の防衛(wèi)任務(wù)を擔(dān)當(dāng)しているが、どちらも中國を標(biāo)的としている。日本の航空自衛(wèi)隊によるスクランブル訓(xùn)練の目的はまず、日本の民衆(zhòng)に対して、日本がこの地域で受けている空の脅威は中國から來るもので、南西諸島の防衛(wèi)を強(qiáng)化しなければならないと訴えることである。さらに、日本がスクランブルと釣魚島での緊急事態(tài)への対応をすでに準(zhǔn)備していることを示すことであり、これは中國に対する威嚇でもある。

 日本メディアではさらに、日本防衛(wèi)省の最新データも明らかにされた。これによると2014年4月から12月までに、日本の「領(lǐng)空」に近付いた航空機(jī)に対する航空自衛(wèi)隊?wèi)殛L機(jī)のスクランブルは744回にのぼり、このうち中國機(jī)に対するスクランブルは371回に達(dá)した。

 尹氏はこれについて、「日本の戦闘機(jī)は実際には、浙江省か江蘇省の空港から中國機(jī)が離陸するとすぐにスクランブルをかけている」と指摘する。日本は防空識別圏を中國の最前線に引いており、中國國境から約100km余りしかないために、中國機(jī)は離陸するとすぐに日本の防空識別圏に入ってしまい、日本の戦闘機(jī)がこれに対してすぐにスクランブル措置を取っているというからくりだ。


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