陝西省延安市にある宜川中學の高校1年生1700人は、11日、同校の運動場で一斉に試験を受けた。試験會場となった運動場に並べられた機と椅子は、縦から見ても、橫から見ても、斜めから見ても、一列一列がすべて非常に規則正しく並べられている。高臺から見ると、膨大な數の生徒たちが一斉に並んで試験を受ける光景は圧巻の一言だ。
當日、宜川県の気溫は寒くも暑くもない適溫で、微風が吹いていた。生徒たちは太陽の下で試験問題に集中して取り組み、忙しそうに答案用紙にペンを走らせていた。試験中、日差しの問題で、校內放送の案內に従って、全員が機の向きを変えるという光景も見られた。
學校側によると、野外で試験を行うのは今回が初めてだという。宜川中學の高校1年生の擔當教員によると、このような野外の試験を試みたのは、(1)學校の教室が試験會場として必要な客観的基準を満たしていないこと、(2)學生自主管理委員會に鍛練と試練の機會を與えるとの理由からで、生徒が自ら提案したものだという。
(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年4月13日