春節(jié)(舊正月、今年は2月19日)を目前に控え、習(xí)近平中共中央総書記(國家主席、中央軍事委員會主席)は13日、視察のため陝西省を訪問。かつて革命根拠地だった地域の住民や中國全土の國民に、新春を祝う挨拶を述べた。新華網(wǎng)が報(bào)じた。
習(xí)総書記はまず、同省延安市延川県梁家河村を訪問した。47年前、まだ15、6歳だった習(xí)氏は、梁家河大隊(duì)にやってきた。窯洞と呼ばれる橫穴式住居で暮らし、中國式オンドルで夜を過ごし、ノミにも耐え、村民と共に生活し、人畜の糞による肥料運(yùn)びや道路工事、バイオガス施設(shè)建設(shè)などに攜わるなど、厳しいものの、その後の人生にとって多いに役立つ生活を送った。そして、この地で、中國共産黨に入黨し、大隊(duì)黨支部書記も務(wù)めた。その後、1975年の秋までのまる7年間、この地で過ごした。
習(xí)総書記は、「當(dāng)時、この村の人々が、私に生活や仕事を教えてくれた。私にとっては非常に意義があった。當(dāng)時、私はまだ15、6歳だったため、何もできなかった。麺や蒸しパン、漬物なども、何でも作れるようになった。私はここで、大隊(duì)黨支部書記を務(wù)めた。その時、條件が整い、機(jī)會があれば、民衆(zhòng)のためになる仕事をしようと決意した。この地にはさらに良い明日があると信じている。我々の次の世代が健康に成長し、國民のために有益な事ができる人材になってくれることを望んでいる」と語った。
習(xí)総書記はさらに、自身のポケットマネーで購入した小麥粉やお米、食用油、肉製品、さらに、春聯(lián)(春節(jié)にめでたい対句を書いて玄関などの両側(cè)に貼る赤い紙)、新年を祝う中國の民間版畫「年畫」などを、同村の人々に送った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年2月15日