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2015年6月3日  
 

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専門家「中國の原潛はインド洋公海に進入しただけで、インドのレッドラインには觸れていない」

人民網日本語版 2015年02月04日13:57

 インドの「インディア?トゥデイ」ウェブサイトの報道によると、2014年12月に米國の無人機がインド洋のイエメン周辺海域で中國の原子力潛水艦1隻を発見し、インド安全保障機関は2014年に中國がインド洋に潛水艦を3回配備した問題に懸念を表明した。日本のオンライン誌ザ?ディプロマットも1月31日、中國による原潛使用はすでにインドの「レッドライン」に觸れるものであり、両國海軍の軍拡競爭を引き起こすのは必至だと指摘した。軍事専門家は中國中央テレビ(CCTV)のインタビューに「『中國が潛水艦をインド洋に配備』というインドメディアの表現は正確ではないし、中印両國海軍の水準には大きな差があり、もし軍拡競爭だと言っても、インドが中國を追いかける目標にするだけだ」と表明した。

■「中國が潛水艦をインド洋に配備」との表現は不正確

 「中國が潛水艦をインド洋に『配備』」とのインドメディアの表現について、軍事専門家の李莉氏は「インドメディアの報じた情報自體が正確ではない。『配備』という言葉は、中國の潛水艦がインド洋の特定の地點で長期駐留を実現し、明確な任務と編成を持つことを指す。だがわれわれはインド洋において明らかにそうではない」と指摘した。

 軍事専門家の曹衛東氏は「中國の潛水艦、原潛がインド洋へ行く目的は非常に明確で、護送に參加して、ソマリア沖海賊に対処し、海上交通路の安全を守るためだ。中國の潛水艦は任務遂行中、シンガポール、インド、スリランカなど周辺國、および米國に通報もしており、當時どの國もこれについて報道しなかった。今になって一部メディアがこの件を大げさに伝え始めたのは、1つには中國の潛水艦の実力に驚いたため、もう1つには『中國脅威論』を喧伝するためだ」と指摘した。


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