家電の美的集団は14日に公告を発表し、北京小米科技有限責任公司と戦略的協力関係を結んだことを明らかにした。美的は1株あたり23.01元(1元は約19.2円)で小米に非公開株式5500萬株を発行し、12億6600萬元を上限として資金を調達する。発行後、小米は美的の株式の1.29%を保有して、上級管理職1人を美的集団の理事に指名することができるようになる。
美的によると、美的と小米は今後、スマートハウスと関連の産業チェーン、モバイルインターネット業務などの分野で高度な戦略的協力関係を結び、雙方の上層部による密接な交流メカニズムを構築し、またスマートハウス、通販、戦略的投資などの分野における雙方の協力チームを連攜させて、多様な協力モデルを積極的に模索し、関連業務における雙方の発展を後押ししていくという。
業界関係者は、「美的は世界的な白物家電大手で、白物家電と中核的産業チェーンに力を傾注し、小米はスマートフォン、テレビ、ルーターを3大中核業務とする。黒物家電を得意とする小米と白物家電を得意とする美的がそれぞれの競爭分野において相互補完関係にあり、全體がシステム化されたスマートホームやモバイルインターネットなどの分野での協力の可能性は非常に大きなものになる」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年12月15日