外交部(外務?。─魏槔趫蟮拦伽?、南中國海問題について記者の質問に答えた。
――中國が7日発表した南中國海問題の仲裁についての立場文書に対して、ベトナム外務省報道官は11日「ベトナムは南沙(英語名?スプラトリー)諸島と西沙(英語名?パラセル)諸島に対して主権を有しており、南中國海における中國の斷続線の主張に反対する」としたうえで、すでに仲裁裁判所に仲裁についての立場を伝えたことを明らかにした。これについてコメントは。
中國は南沙諸島及びその周辺海域に対して爭う余地のない主権を有している。西沙諸島は中國固有の領土であり、係爭は全くない。中國政府は早くも1948年に南中國海斷続線を発表した。南中國海における中國の主権および関係する権利の主張は長期的な歴史過程の中で徐々に形成されたものであり、十分な國際法上の根拠を備え、歴代中國政府も長年堅持してきた。南沙諸島と西沙諸島の主権の帰屬についてのベトナムの主張は不法で無効であり、中國側は斷じて受け入れない。
中國はベトナム側に対して、中國側の領土主権と海洋権益をしっかりと尊重し、歴史的事実と國際法の尊重を基礎に、中國側との協議や交渉を通じて南沙諸島の係爭を解決し、南中國海の平和と安定を共同で維持するよう要求する。
中國側はフィリピンが一方的に申し立てた南中國海仲裁手続きを受け入れず、參加しないとの原則的立場を堅持しており、12月7日には外交部の発表した立場文書で仲裁裁判所には管轄権がないことの法的根拠を系統立てて明らかにした。中國側の立場に変更はない。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年12月12日