東北出身の若者、孫暁東さんは2006年、脳性マヒの雙子の娘の治療のため、ふたりを連れ不慣れな北京に來た。過去數年間、一家には度重なる変化があった。公園でホームレス、露店を開き、家賃節約のため引っ越しを繰り返した。その間、孫さんは腎臓を売ろうか、果てはふたりを抱いて歩道橋から飛び降りようかとも思った。でも今では、數多くの愛情あふれる人達の支援の下、孫さんのネットショップがオープンした。彼はここに、娘たちの治療と生活への希望を見出しているようだ。

　「ネットユーザー皆さんの関心と支援、寄付にお禮を申し上げたい。この店は皆さんの店でもあります。感激の気持ちは言い表せず、ただ頑張るだけ」孫さんはショップのトップページに記した。「このショップは私の希望。自分が続けられなくなるとき、この店は娘たちの生活の希望となる。ふたりはこれで、食べてゆける」。孫さんのネットユーザーへの感謝の気持ちだ。（編集HT）

　「人民網日本語版」2014年4月10日