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墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡が9月中旬にも観測を開始へ

人民網(wǎng)日本語版 2023年09月06日11:18
墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡が9月中旬にも観測を開始へ

中國科學(xué)院紫金山天文臺青海観測所の4日の発表によると、北半球時間領(lǐng)域においてサーベイ観測口徑が最大で能力が最高を誇る「墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡」が、プロジェクト調(diào)整と試験観測の段階に入った。これにより、9月中旬にも正式に観測を開始する見込みだ。中央テレビニュースが伝えた。

「墨子サーベイ望遠(yuǎn)鏡」は2.5メートル広視野サーベイ望遠(yuǎn)鏡で、青海省海西蒙古(モンゴル)族蔵(チベット)族自治州の冷湖天文観測拠點に位置する。著工は2019年7月。中國科學(xué)技術(shù)大學(xué)と中國科學(xué)院紫金山天文臺が共同建設(shè)した天文「ダブル1流」學(xué)科プラットフォームだ。同望遠(yuǎn)鏡の口徑は2.5メートルで、7億6500萬ピクセルの大面積メインフォーカスカメラを搭載。その主な科學(xué)目標(biāo)は、天文動的事象の捜索?観測と、時間領(lǐng)域天文の観測及び研究だ。

冷湖天文観測拠點は青海省海西蒙古族蔵族自治州茫崖市冷湖鎮(zhèn)賽什騰山にあり、その平均標(biāo)高は約4000メートル。植生被覆率が低く、酸素が薄く、降水量が少なく、大気のシーイングが良好で、光害が少ないといった特殊な條件により、ユーラシア大陸全體で最も優(yōu)れた天文観測地點の一つになっている。2017年の著工後、同拠點では現(xiàn)在11の科學(xué)研究機(jī)関の12件の望遠(yuǎn)鏡プロジェクトが実施されている。投資総額は27億元(1元は約20.2円)。すべて完成した暁にはアジア最大の天文観測拠點になるとみられている。(編集YF)

「人民網(wǎng)日本語版」2023年9月6日

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