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「三國志」-習主席と読む世界の名著?日本語編

 2023年04月23日08:09

4月23日は28回目となる「世界本の日(世界図書?著作権デー)」。人民網(wǎng)では今年も「習主席と読む世界の名著」と題し、世界の名著を各言語で紹介していく。人民網(wǎng)が伝えた。

「三國志」と聞いて日本人がまずイメージするのは、吉川英治の小説や橫山光輝の漫畫、歴史シミュレーションゲームなどではないだろうか。日本で幅広く知られているのはこうした「三國志演義」をベースとした作品の數(shù)々となっているが、史書の「三國志」にも數(shù)々の名言が含まれている。

「三國志演義」をベースとした漫畫作品

史書「三國志」は、西晉の陳壽により中國の後漢末期と三國時代に関して記録された歴史書。

習近平國家主席は「三國志」の言葉を度々引用しており、2017年1月18日の國連ジュネーブ本部での演説では、この史書「三國志」から「和羹の美なるは、異なるを合わせるに在り」という言葉を挙げ、人類文明の多様性は人類進歩の源泉で、「和羹」は様々な材料や調(diào)味料を合わせて作っているからこそ美味なのだと指摘した。

中國の史書「三國志」

このように物事の多様性を尊重し、多様性の調(diào)和と共生に取り組むことは、現(xiàn)在中國が主張する異なる文明の共存の道であり、中華の優(yōu)秀な伝統(tǒng)文化の精髄であるとも言える。

こうした伝統(tǒng)文化の精髄が込められた「三國志」や「三國志演義」の影響力は東アジア文化圏全域に及んでおり、今も人々の間で高い人気を誇る中國の物語となっている。(編集TG)

「人民網(wǎng)日本語版」2023年4月23日

>>【世界本の日】習主席と読む世界の名著

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