外交部(外務?。─?9日の定例記者會見で、汪文斌報道官が米盜聴スキャンダルに関する質問に答えた。
【記者】このほど米國メディアは、米國政府がグテーレス國連事務総長と各國首脳や國連高官との通話狀況を傍受していたことを再び記事で明らかにした。國連のドゥジャリク事務総長報道官は18日、すでに國連事務局が米側に正式に覚書を渡して懸念を表明したことを明らかにした。これについて、中國としてコメントは。
【汪報道官】最近、米國が同盟國を含む世界各國及び國際機関に対して監視?傍受を行っていたとの報道が國際社會で大きな波紋を呼んでいるが、実際には米國が同様の醜聞を暴露されるのはこれが初めてではない。
米國は國連の役割の擁護を主張しておきながら、國連で「盜聴の嵐」を巻き起こしてきた。いわゆる自由と民主主義の「守護者」を自任しておきながら、先進技術を利用して「ハッカー帝國」を築いてきた。情報セキュリティの保護を標榜しておきながら、世界中で「情報セキュリティの罠」を仕掛けてきた。まさに國連事務総長報道官が指摘したように、こうした行為は國連憲章及び「國際連合の特権及び免除に関する條約」に基づき米國が負うべき義務と矛盾する。米國は國際社會、特に國連に対して説明を行い、國連本部が置かれている國として引き受けるべき責任と義務を実際の行動によって履行すべきである。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年4月20日