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習專欄

國寶の古楽を守る!「曽侯乙編鐘」の音源デジタル化を実現 湖北省

人民網日本語版 2023年03月09日15:55

2400年以上の月日を経た青銅製の編鐘(古代中國の打楽器で、音高の異なる複數の鐘を枠に吊るしたもの)は、今も人々に心地よい音色を聴かせてくれる。湖北省黨委員會宣伝部と湖北省文化?観光庁の指導に基づき進められた「伝統楽器デジタル化」プロジェクトで、このほど、「曽侯乙編鐘」(戦國時代初期の諸侯の墓から出土した編鐘)の原寸大複製品からの音源収録が完了した。この音源は、永久保存されることになるという。

「伝統楽器デジタル化」プロジェクトは、「インターネット+中國文明」のスタイルで実施される中國文化財の全メディア普及計畫だ。同プロジェクトは、文化財級の民族楽器や貴重な楽器音のデジタル保存と活用にフォーカスして、貴重な伝統楽器の楽音や楽譜のデジタル化?保管および音色の採集保存と古楽譜研究分野における保護事業と科學的普及を重點的に展開していく。

1978年に湖北省隨州で出土した「曽侯乙編鐘」は、古代の「楽器の王」とされている。編鐘1組に計65個の鐘が吊り下げられており、重さは5トンにも達する。鐘は、3層8組に分かれて吊り下げられ、全體の音域は5オクターブ半に及ぶ。これまでに中國國內で発見された編鐘の中でも、鐘の數が最も多く、保存狀態が最も良好で、音律が最も整っており、最も重厚なもので、「湖北省博物館の至寶」とされている。また、「曽侯乙編鐘」は、「一鐘二音」という特徴を備えている。つまり、1つの鐘で2つの異なる音色を出すことが可能で、當時の世界最高峰の音楽演奏を実現していたとみられている。(編集KM)

「人民網日本語版」2023年3月9日

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