外交部(外務省)の26日の定例記者會見で、毛寧報道官が「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の新たな成果に関する質問に答えた。
【記者】中國企業が建設を請け負ったナイジェリアのラゴス?ライトレールのブルーライン第1期プロジェクトがこのほど順調に竣工した。これは西アフリカ初の電化ライトレールであり、「一帯一路」の質の高い共同建設の新たな成果だ。この事について、コメントは。
【毛報道官】ラゴス?ライトレールのブルーライン第1期プロジェクトは西アフリカ初の電化ライトレールであり、ラゴス州にとって過去最大の投資規模のインフラ整備プロジェクトでもある。プロジェクトの完成によって現地の交通圧力が極めて大きく緩和され、人々の移動が便利になり、経済発展に弾みがつく。この鉄道は、ナイジェリア、さらには西アフリカの他の國々の鉄道建設に対してもノウハウと參考を提供するものとなるだろう。
今年「一帯一路」協力は著実に進み、成果が続々と伝えられており、さらに5ヶ國が中國と「一帯一路」協力文書に調印した。今年1~11月の中國と「一帯一路」協力パートナーとの貿易額は逆風の中でも20.4%増加し、國際定期貨物列車「中歐班列」の運行回數は前年同期比10%、貨物輸送量はTEU換算で同11%増加した。ASEAN初の高速鉄道の試験運行、カンボジア初の高速道路の正式開通、クロアチアのペリェシャツ大橋の開通、パキスタンのカロット水力発電所の営業運転開始など、多數の象徴的プロジェクトが実行されている。「一帯一路」の質の高い共同建設は各國の発展を促進する新たなエンジンを作り出し、共同建設國の人々に心から歓迎されている。
習近平國家主席が「一帯一路」イニシアティブを打ち出してから、來年で10年になる。我々は各國と共に成果を総括し、新たな青寫真を描き、「一帯一路」という世界に幸福をもたらす発展の「帯(ベルト)」がさらに繁栄し、人類に恩恵をもたらす幸福の「路(ロード)」がより広くなっていくことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年12月27日