習(xí)近平國家主席は11月14日から19日にかけて、招きに応じて、インドネシア?バリ島で開催された第17回主要20ヶ國?地域首脳會(huì)議（G20サミット）に出席し、またタイ?バンコクで開催された第29回アジア太平洋経済協(xié)力（APEC）非公式首脳會(huì)議に出席するとともに、タイへの訪問を行った。外遊日程終了にあたり、王毅國務(wù)委員兼外交部長（外相）が隨行記者に今回の外遊の狀況について説明した。中國新聞社が伝えた。

王部長は「現(xiàn)在、中米関係はどう進(jìn)むかを決める重要な岐路に立っている。世界各國は中米関係の先行きに注目し、両國関係が健全かつ安定した発展の軌道に立ち戻ることを広く期待している」と指摘。

「習(xí)主席はバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)とバリ島で対面して會(huì)談を行い、中米関係及び世界の平和的発展という重大な問題について誠実かつ踏み込んだ意思疎通を行い、會(huì)談は建設(shè)的かつ戦略的に富んだものとなった。このところの米國側(cè)の臺灣問題における誤った言行について、習(xí)主席は臺灣問題の経緯及び中國側(cè)の原則的立場を全面的かつ系統(tǒng)立てて詳述し、臺灣問題は中國の核心的利益における核心であり、中米関係の政治的な基礎(chǔ)における基礎(chǔ)であり、中米関係にとって最大の越えてはならないレッドラインであることを明確に指摘した。『臺灣獨(dú)立』は臺灣海峽の平和?安定と水と火のように相容れない。いかなる者が臺灣地區(qū)を中國から分裂させようとしても、中國人は決して許さない。米國側(cè)に対して『四不一無意』（「米國は新冷戦を求めず、中國の體制転換を求めず、同盟関係を強(qiáng)化して中國に対抗することを求めず、臺灣獨(dú)立を支持せず、中國と衝突を起こす意図を有しない」）という態(tài)度表明を行動(dòng)に落とし込むことを要求する」とした。

また王部長は、「今回の中米首脳會(huì)談は、中米関係が軌道から外れてコントロールを失うことを防止し、2つの大國が正しく付き合う道を見出すという方向性を明確にした。また、中米関係の指導(dǎo)原則もしくは戦略的枠組みを共同で検討?確立するという枠組みを確定した。そして、両國首脳の重要な共通認(rèn)識を行動(dòng)に落とし込み、中米関係を管理?コントロールし、安定させるプロセスをスタートさせた」と説明。

「國際社會(huì)の各方面はいずれも今回の會(huì)談に高い関心を寄せ、その成果?効果と意義を等しく肯定的に評価し、今回の『サミット中のサミット』は特別なタイミングで行われ、意義が重大であり、中米が『懸け橋を築く』プロセスをスタートさせ、両國関係が針路を正し、正しい軌道に戻るうえでプラスとなり、首脳レベルで関係安定化と衝突回避のために取られた最も重大な行動(dòng)であり、中米関係の先行きと國際構(gòu)造の変化に深い影響を及ぼすだろうと見ている」とした。（編集AK）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年11月21日